本日は他施設同業種の方のご見学がありました。日頃から、ご利用者・ご家族やケアマネジャーによるご見学はありますが、同業種の方のご見学は今年に入ってから5件目となります。このブログ等を通じて、“やと”の活動にご興味を持たれ、実際にどの様な現場作りをしているのか見に来られます。遠い所では、先日埼玉県からお見えになりました。
資格や専門知識、キャリア制度等によるプロ意識も大切ではありますが、結局のところ、職員たちの人柄や情熱によるところが大きいのだと感じています。
業務終えた時間を見計り、外の木々から色々な葉を摘んで来て、これからの創作材料にと懸命に葉脈を出そうする管理者、職員がいれば・・・
ご利用者が作れるかどうかを考えながら工夫を凝らし、試作を重ねるレク班がいます。
また、ネットや書籍などでヒントを探し、「これ良いかも!?」とアイデアを投げれば、次の勤務日までに、ご利用者が出来るようにアレンジした試作品を持参してくれる職員がいます。
調理員は調理員で、季節や行事に合わせ、数日も前から昼食、おやつメニューを考えては、お願いせずとも買出しをし、前日から仕込みを行ったりと。
「好きこそ物の上手なれ」ではありませんが、職員皆、人が好きで物作りが好きな様に思えます。そして、他者と喜びを共有することが好きなのかもしれません。
こうして歩んできた“やと”も、間もなく5周年を迎えます。